旧塗色711系電車
国鉄時代
「旧塗色711系電車」って呼ぶのですね。正式には。
JR北海道のプレスリリースでは、このような表記になっています。
前回、「国鉄色」と書いてしまったのですが、よく考えてみると
この711系が「現在」の塗色になったのは国鉄末期。
そのため、「現在」の711系の塗色も「国鉄色」ということに
なってしまいますね。
ところで、国鉄末期の711系といえば、かなり地味な存在だったと思います。
私のイメージでは、「千歳線」と「札幌近郊」用といった感じでした。
当時、函館本線の電化区間の普通列車は、「50系51形(51系)」使用の
客車列車が多く、特に、札幌から小樽や岩見沢、滝川、深川、旭川など比較的、
長い距離を走る普通列車の多くは客車を使用した列車でした。
これは、これらの駅で「ED76 500番台」の機回しができたためです。
一方、機回しができない江別折返しや札幌で折返す列車など、札幌近郊区間の
短距離列車には電車の特性を生かし、この711系が使用されていました。
その後、国鉄はJR北海道となり、新たに721系電車が導入されました。
その721系により余剰となった50系51形客車は、運転台やエンジンなど
運転関係の機器を取り付け、「141系気動車」や「143系気動車」に生まれ変わりました。
また、一部の車両は津軽海峡線「快速 海峡」用の51系5000番台に改造されました。
この時改造された141系や143系は、小規模な改造を受けつつも、
現在まで学園都市線で活躍を続けています。
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JR北海道のプレスリリースでは、このような表記になっています。
前回、「国鉄色」と書いてしまったのですが、よく考えてみると
この711系が「現在」の塗色になったのは国鉄末期。
そのため、「現在」の711系の塗色も「国鉄色」ということに
なってしまいますね。
ところで、国鉄末期の711系といえば、かなり地味な存在だったと思います。
私のイメージでは、「千歳線」と「札幌近郊」用といった感じでした。
当時、函館本線の電化区間の普通列車は、「50系51形(51系)」使用の
客車列車が多く、特に、札幌から小樽や岩見沢、滝川、深川、旭川など比較的、
長い距離を走る普通列車の多くは客車を使用した列車でした。
これは、これらの駅で「ED76 500番台」の機回しができたためです。
一方、機回しができない江別折返しや札幌で折返す列車など、札幌近郊区間の
短距離列車には電車の特性を生かし、この711系が使用されていました。
その後、国鉄はJR北海道となり、新たに721系電車が導入されました。
その721系により余剰となった50系51形客車は、運転台やエンジンなど
運転関係の機器を取り付け、「141系気動車」や「143系気動車」に生まれ変わりました。
また、一部の車両は津軽海峡線「快速 海峡」用の51系5000番台に改造されました。
この時改造された141系や143系は、小規模な改造を受けつつも、
現在まで学園都市線で活躍を続けています。


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