甲種回送
北海道の旅列車たち
甲種回送…???
鉄道に詳しくない人は、全く何のことだかわかりませんよね。
札幌圏の新型通勤電車735系の話題も出てきたので、
それにまつわるお話しを。
甲種回送(甲種鉄道車両輸送)とは簡単に言うと、新しく作った車両を、
メーカーから配属先となる車両基地まで回送することです。
今回の735系の場合、製造したメーカーは山口県にある日立製作所の工場。
ここでは新幹線なども作っています。
そして配属先となる車両基地は、札幌にあるJR北海道の札幌運転所。
そのため、山口県から北海道まで新製車両を輸送する必要があります。
これが「甲種回送」と呼ばれているものです。
(現場ではもうちょっと違う呼び方で呼んでいるみたいです)
鉄道に詳しくない人は、全く何のことだかわかりませんよね。
札幌圏の新型通勤電車735系の話題も出てきたので、
それにまつわるお話しを。
甲種回送(甲種鉄道車両輸送)とは簡単に言うと、新しく作った車両を、
メーカーから配属先となる車両基地まで回送することです。
今回の735系の場合、製造したメーカーは山口県にある日立製作所の工場。
ここでは新幹線なども作っています。
そして配属先となる車両基地は、札幌にあるJR北海道の札幌運転所。
そのため、山口県から北海道まで新製車両を輸送する必要があります。
これが「甲種回送」と呼ばれているものです。
(現場ではもうちょっと違う呼び方で呼んでいるみたいです)
甲種の”甲”は、ランク分けする時の「甲・乙・丙」の甲です。
鉄道現場では、昔ながらの呼び名がまだ残っているのですね。
もちろん乙種と丙種もあります。
ところで、これらの業務用の回送列車は、
当然ながら市販の時刻表には載っていません。
しかも営業列車を避けるように運転されるため、深夜に走ることが多く、
目にすることはほとんどありません。
けれども一部の雑誌には、この列車の時刻が掲載されています。
鉄道ダイヤ情報などが有名ですね。
今回の735系の甲種回送も掲載されています。
ところが、その時刻。
山口県の下松から北海道の五稜郭までになっています。
なぜ?もしかして津軽海峡線用?
と思った方も多いのでは?
でもその答えはごく簡単。
五稜郭までは、”貨物列車”として、JR貨物の機関車に牽引されて
はるばる山口県から旅してきます。
そして着いたその五稜郭はJR北海道のエリア。
ここからは、JR北海道の機関車が自社内の回送列車として、
札幌は手稲駅のとなりにある札幌運転所まで牽引するのです。
毎日乗っている電車も、一度はこのような形で運ばれてきたものなのです。
鉄道車両にもこんな裏話があるのですね。
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鉄道現場では、昔ながらの呼び名がまだ残っているのですね。
もちろん乙種と丙種もあります。
ところで、これらの業務用の回送列車は、
当然ながら市販の時刻表には載っていません。
しかも営業列車を避けるように運転されるため、深夜に走ることが多く、
目にすることはほとんどありません。
けれども一部の雑誌には、この列車の時刻が掲載されています。
鉄道ダイヤ情報などが有名ですね。
今回の735系の甲種回送も掲載されています。
ところが、その時刻。
山口県の下松から北海道の五稜郭までになっています。
なぜ?もしかして津軽海峡線用?
と思った方も多いのでは?
でもその答えはごく簡単。
五稜郭までは、”貨物列車”として、JR貨物の機関車に牽引されて
はるばる山口県から旅してきます。
そして着いたその五稜郭はJR北海道のエリア。
ここからは、JR北海道の機関車が自社内の回送列車として、
札幌は手稲駅のとなりにある札幌運転所まで牽引するのです。
毎日乗っている電車も、一度はこのような形で運ばれてきたものなのです。
鉄道車両にもこんな裏話があるのですね。


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