「北斗星」運転開始! ~「北斗星」を愉しむ Vol.2~
寝台特急の旅
「北斗星」運転開始! ~ 「北斗星」を愉しむ Vol.2 ~
寝台特急「北斗星」は、1988年3月13日のダイヤ改正で
上野と札幌を結ぶ寝台特急として華々しくデビューしました。
その1988年3月のダイヤ改正の時刻表がこちら。

1988年(昭和63年)は、日本の鉄道網を大きく変える出来事が2つありました。
一つ目は、3月の青函トンネルの開通。そしてもう一つは翌4月の瀬戸大橋の開通。
どちらも開通まで、貨車はそのまま連絡船に載せて航送。
旅客は連絡船に乗り換えしていたものが直通となりました。
これらの開通により、北海道と四国の鉄道網は大きく変わりました。
そのため、JR時刻表の表紙にも「レールが結ぶ、一本列島」の文字が。
1988年は、北海道、本州、四国、そして九州の線路が一つにつながった
日本の鉄道にとって歴史的な年でした。

そんな中で運転を開始したのが、青函トンネルを経由して
上野と札幌を結ぶ寝台特急「北斗星」。
運転開始当初は3往復で、そのうち2往復が定期列車、
残りの1往復は季節列車としての運転でした。
その当時の時刻表がこちら。

定期列車の寝台特急「北斗星2号」と「北斗星6号」は
豪華寝台特急といわれ、時刻表にもA寝台などの
マークが並びます。
一方、季節列車として運行が開始されたのが寝台特急「北斗星4号」。
列車番号は6000番台でB寝台のみのモノクラス編成でした。
その編成表がこちら。

客車は、「北斗星1・2号」がJR北海道所属車、「北斗星5・6号」がJR東日本所属車。
そして「北斗星3・4号」は主にJR東日本の波動輸送用B寝台車で編成されていました。
細かい点では、運転開始当初は「北斗星1・2号」のみ青森駅を経由していたので、
青森以北では「北斗星1・2号」と「北斗星3・4号」「北斗星5・6号」では編成の向きが
逆になっていました。
当初は、このような形で運転の始まった寝台特急「北斗星」。
しかしながら、青函トンネルブームと直通運転の便利さにより、
この年の夏臨から寝台特急「北斗星」は、更なる進化を遂げるのであった。
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寝台特急「北斗星」は、1988年3月13日のダイヤ改正で
上野と札幌を結ぶ寝台特急として華々しくデビューしました。
その1988年3月のダイヤ改正の時刻表がこちら。

1988年(昭和63年)は、日本の鉄道網を大きく変える出来事が2つありました。
一つ目は、3月の青函トンネルの開通。そしてもう一つは翌4月の瀬戸大橋の開通。
どちらも開通まで、貨車はそのまま連絡船に載せて航送。
旅客は連絡船に乗り換えしていたものが直通となりました。
これらの開通により、北海道と四国の鉄道網は大きく変わりました。
そのため、JR時刻表の表紙にも「レールが結ぶ、一本列島」の文字が。
1988年は、北海道、本州、四国、そして九州の線路が一つにつながった
日本の鉄道にとって歴史的な年でした。

そんな中で運転を開始したのが、青函トンネルを経由して
上野と札幌を結ぶ寝台特急「北斗星」。
運転開始当初は3往復で、そのうち2往復が定期列車、
残りの1往復は季節列車としての運転でした。
その当時の時刻表がこちら。

定期列車の寝台特急「北斗星2号」と「北斗星6号」は
豪華寝台特急といわれ、時刻表にもA寝台などの
マークが並びます。
一方、季節列車として運行が開始されたのが寝台特急「北斗星4号」。
列車番号は6000番台でB寝台のみのモノクラス編成でした。
その編成表がこちら。

客車は、「北斗星1・2号」がJR北海道所属車、「北斗星5・6号」がJR東日本所属車。
そして「北斗星3・4号」は主にJR東日本の波動輸送用B寝台車で編成されていました。
細かい点では、運転開始当初は「北斗星1・2号」のみ青森駅を経由していたので、
青森以北では「北斗星1・2号」と「北斗星3・4号」「北斗星5・6号」では編成の向きが
逆になっていました。
当初は、このような形で運転の始まった寝台特急「北斗星」。
しかしながら、青函トンネルブームと直通運転の便利さにより、
この年の夏臨から寝台特急「北斗星」は、更なる進化を遂げるのであった。



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