ラストチャンス!DE15 ラッセル車の現状 【JR東日本編】

機関車
01 /10 2014
ラストチャンス!DE15 ラッセル車の現状 【JR東日本編】


近年、機械除雪への置換えが進み、急速にその数を減らしたのが
JR東日本DE15

現存するDE15長岡車両センター所属の
1537号機と1538号機のわずかに2両。

しかし、この2両のDE15信越本線(直江津-黒姫)用に
暫定的に残されているのにすぎないのである。


信越本線 DE15ラッセル車
≪信越本線 妙高高原-黒姫≫ 信越本線 DE15ラッセル車


ご存知のように信越本線は、北陸新幹線開業後、第3セクターへ移管されます。
そのため、JR東日本は信越本線用の機械除雪車を新製せず、移管までの間
DE15形式を使い続けているのである。

北陸新幹線の開業する2015年春にはこれらのDE15
活躍の場を失うこととなり、廃車になるものと思われる。

そうなると残された期間は今シーズンを含め、わずか2シーズン。

北海道より多くの除雪用機関車が配置されていたJR東日本から
これらの機関車が消えるのはもう間近なのである。


その信越本線DE15による排雪列車は不定期であるものの、
積雪時の運転頻度は比較的高いといえる。

けれども、ダイヤは何パターンかありその姿をとらえるのは難しい。

また、同じく長岡車両センターには信越本線特殊排雪列車用として、
DD14 327号機とDD14 332号機の2両のDD14も残されている。

これら2両もJR東日本においては現役最後のDD14ではあるが、
北陸新幹線開業後はDE15と運命を同じくするものと思われる。

いずれにせよ、JR東日本から除雪用機関車が消える日はもう間近なのである。



にほんブログ村 鉄道ブログ 北海道の鉄道へ にほんブログ村 北海道鉄道ブログ ランキングへ

鉄道コム 鉄道コム ブログ ランキングへ

 人気ブログランキング 鉄道写真へ
関連記事

コメント

非公開コメント

North Railway

在住地:北海道

ライフワークとして北海道の
 「鉄道の情景」
を撮影しています。

また、鉄道のみならず自然
風景や小京都など日本の風土
を幅広く撮影している。

海外における撮影も多く、
ヨーロッパの街並みや各地
の世界遺産の撮影も多数。

[YouTube 動画チャネル]
North Railway