間もなく終焉か? DE15 ラッセル車の現状 【北海道編】
機関車
間もなく終焉か? DE15 ラッセル車の現状 【北海道編】
1月に入り北海道各地、沿線の積雪も急に増えてきた。
そこで今回は、北海道でひたすらに鉄路を守り続ける
JR北海道のDE15ラッセル車の現状をお伝えする。

≪宗谷本線 雄信内≫ 宗谷本線 DE15ラッセル車とキハ54 500番台
DE15形式による常排と呼ばれる原則、毎日運転の排雪列車で
現在、北海道内で運転されているのは
・宗谷本線 旭川~名寄~南稚内
・石北本線 旭川~白滝~遠軽
・函館本線 苗穂~小樽築港~倶知安~長万部
の3線区。
このうち、石北本線 白滝~遠軽、函館本線 苗穂~小樽築港~小樽の
区間は原則回送で、積雪が多い時のみ作業を行う。
また、使用車両はいずれも旭川区のDE15で、宗谷本線が単線型DE15、
石北本線と函館本線が複線型DE15を基本としている。
このほかに冬期間は、旭川区のDE15が岩見沢に、そして
釧路区のDE15が帯広に常駐している。
これらのDE15は、不定期で特に積雪の多い時に
出動することとなっている。
岩見沢常駐車が、函館本線 岩見沢~滝川、室蘭本線・石勝線
岩見沢~追分~新得 などの区間を担当。
帯広常駐車は、根室本線 帯広~富良野 などの排雪を担当するが、
ほとんどが夜間の作業となるため、目にする機会は非常に少ない。
近年、除雪作業効率化のため、DE15形式による排雪列車は
モーターカーへの置き換えなどで必要最低限の抑えられているのが現状だ。
ここ10年でも留萌本線のDE15による常排が、重連型の
モーターカーに置き換えられたり、札沼線石狩月形までの不定期の
DE15排雪列車が置き換えられたりしてきた。
DE15形式は一番新しい車両でも、すでにその車齢は30年を超えており、
DE15がモーターカーに完全に置き換えられる日はそう遠くないものと推測される。
JR東日本所属のDE15がそうであったように、JR北海道所属のDE15にも
確実にその日は訪れるのである。
DE15形式の末永い活躍を祈るばかりである。
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1月に入り北海道各地、沿線の積雪も急に増えてきた。
そこで今回は、北海道でひたすらに鉄路を守り続ける
JR北海道のDE15ラッセル車の現状をお伝えする。

≪宗谷本線 雄信内≫ 宗谷本線 DE15ラッセル車とキハ54 500番台
DE15形式による常排と呼ばれる原則、毎日運転の排雪列車で
現在、北海道内で運転されているのは
・宗谷本線 旭川~名寄~南稚内
・石北本線 旭川~白滝~遠軽
・函館本線 苗穂~小樽築港~倶知安~長万部
の3線区。
このうち、石北本線 白滝~遠軽、函館本線 苗穂~小樽築港~小樽の
区間は原則回送で、積雪が多い時のみ作業を行う。
また、使用車両はいずれも旭川区のDE15で、宗谷本線が単線型DE15、
石北本線と函館本線が複線型DE15を基本としている。
このほかに冬期間は、旭川区のDE15が岩見沢に、そして
釧路区のDE15が帯広に常駐している。
これらのDE15は、不定期で特に積雪の多い時に
出動することとなっている。
岩見沢常駐車が、函館本線 岩見沢~滝川、室蘭本線・石勝線
岩見沢~追分~新得 などの区間を担当。
帯広常駐車は、根室本線 帯広~富良野 などの排雪を担当するが、
ほとんどが夜間の作業となるため、目にする機会は非常に少ない。
近年、除雪作業効率化のため、DE15形式による排雪列車は
モーターカーへの置き換えなどで必要最低限の抑えられているのが現状だ。
ここ10年でも留萌本線のDE15による常排が、重連型の
モーターカーに置き換えられたり、札沼線石狩月形までの不定期の
DE15排雪列車が置き換えられたりしてきた。
DE15形式は一番新しい車両でも、すでにその車齢は30年を超えており、
DE15がモーターカーに完全に置き換えられる日はそう遠くないものと推測される。
JR東日本所属のDE15がそうであったように、JR北海道所属のDE15にも
確実にその日は訪れるのである。
DE15形式の末永い活躍を祈るばかりである。



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