国鉄最後のDE15

国鉄時代
12 /30 2013
宗谷本線 DE15
≪宗谷本線 雄信内-糠南≫ 宗谷本線 DE15 2511号機


全国的に少しずつその数を減らしつつあるDE15形式

北海道において、どのくらいその数が減ったのか調べてみた。

まず参考にしたのは、国鉄最後の車両配置表。

それによると、


 釧路運転所:6両 (DE15 2507,2508,2509,2510,2526,2527)

 旭川運転所:14両 (DE15 1520,1524,2052,2501,2502,2503,
             2511,2512,2514,2515,2516,2521,2556,2563)

 空知運転所:13両 (DE15 1501,1509,1511,1514,1515,1521,
             1533,1534,1535,1542,1545,1546,2504)

 函館運転所:3両 (DE15 1006,1519,1543)


の合計36両配置となっている。

そして、平成25年4月1日現在の配置はというと、

2ヶ所に集約され旭川14両、釧路3両の計17両。

この四半世紀で半減したことになる。


もっとも、国鉄~JR北海道発足時には、長大四線と呼ばれた

天北線名寄本線池北線標津線がまだ残っていたし、

そのほかにも深名線歌志内線函館本線上砂川支線

そして幌内線も残っていた。


このすべてでDE15を使っていたわけではないが、天北線深名線では

DE15だけでなくDD14による特殊排雪列車も頻繁に運転されていた。

もっとも、標津線は簡易規格だったため、DE15ではなく廃止まで

DD16+キ100による排雪列車が運転されていた。


この当時、排雪列車などを撮影するものはほとんどなく、まして

少雪地帯で常時運転ではないDD16キ100標津線まで

あえて撮影に行くものなど皆無であったと思う。

もし撮影できていたら、今となっては貴重な記録である。



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