午前0時 石北本線旧白滝

小さな鉄道の旅
01 /26 2014
午前0時 石北本線旧白滝。

満月の夜、幻想的な風景が広がる。


石北本線 旧白滝駅より
≪石北本線 旧白滝≫ Canon EOS5D MarkⅡ + EF24mmF1.4LⅡ (8sec. f1.8)



この画にプラスして、テールライトが軌跡なんて描くと
これまた印象的なんですけどね。

終列車が早い駅なので、なかなか難しいです。

それに写真を縮小してここに載せたら、星が目立たなくなって
何の写真かわからなくなってしまい…


なんでこの写真を出したかという、釧網本線『SL冬の湿原号』
撮りに行く途中で撮ったものだから。

この週末、『SL冬の湿原号』はC11重連で川湯温泉延長運転ですね。

でも、札幌から『SL冬の湿原号』を撮りに行くのに、ナゼ旧白滝
ナゼ石北本線回りなのかって?

それは単に石北臨貨も撮りたかったから!
ただそれだけです。単純です。



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重連で登場!『SL冬の湿原号』 川湯温泉延長運転

旅列車を撮る!
01 /24 2014
釧網本線の冬の定番列車として定着した『SL冬の湿原号』

運転開始が2000年。
そして、川湯温泉延長運転が始まったのは2001年。

当初は、「川湯温泉延長運転 = 重連」というイメージであった。

というのも、川湯温泉までは勾配区間がありC11単機牽引では難しい。
そのため、C11 207号機の復活で2両体制となったメリットを活かした形だ。

当時、川湯温泉までの延長運転の発表だけでもインパクトがあったのに、
さらに重連で登場ということで相当なインパクトであったことを覚えている。

ただ、この頃はJRも色々と模索していた時期であったのだろう。
当時の写真がその様子を物語っている。


C11 207+C11 171 重連 『SL冬の湿原号』
≪釧網本線 摩周≫ 摩周を発車するC11 207 + C11 171 重連『SL冬の湿原号』


写真は既出ではあるが、2001年の『SL冬の湿原号』
その写真をよく見てもらいたい。

まず機関車。先頭の2つ目C11 207は正向き。
だが、次位のC11 171は逆向き。

反向重連とかトンボ重連とか呼ばれたが、呼び名はともかく
行きも帰りも機関車正面が前向きになるスタイル。

ただ、SL現役時代にはほとんど無かったスタイルなので
違和感を憶えた方も多かったはず。

結局、重連運転はその後も続くが、このスタイルは長く続かず。


そして、機関車につづく車両に注目。
有蓋車のワム車やホッパー車などが連結されている。

これは、釧網本線といえば「混合列車」ということで、
混合列車を再現?するために連結されたもの。

けれども、これも白帯入りのワム車やホッパー車など、
混合列車のイメージとは違う車両が連結されおり不評だったとか。

でも私としては、こんな遊び心に拍手を贈りたい。


ともあれ、途中からSL単機+DLのスタイルになってしまった『SL冬の湿原号』
その川湯温泉延長運転が再び、SL重連になったことはうれしい限りである。


※「SL冬の湿原号」重連運転の動画を Youtube にアップしてあります。
『【SL冬の湿原号】 DL補機なしの迫力! C11 171+C11 207重連で美留和の上り勾配に挑む!』
気に入っていただけたら「高評価」押していただけるとうれしいです。


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初日の『SL冬の湿原号』 川湯温泉延長運転!

旅列車を撮る!
01 /19 2014
「SL 冬の湿原号」 川湯温泉延長運転
今年も行ってきました!

昨年の川湯温泉までの重連運転C11 207号機の不調により
中止となったため、2年ぶりですね。

抜群のロケーションで人気の川湯温泉までの延長運転。

久しぶりでさぞかし多くの人が…と思ったのですが、
初日は拍子抜けするほど撮影者が少なかったです。

それもそのはず、来週(25日、26日)は同じく川湯温泉までの重連運転
みんさん、来週に向けてイメージトレーニング中なんですね。


昨日は撮影者が少なかったので撮影はしやすかったのですが、
沿線は例年より雪が少なく、線路脇のブッシュが目立つところばかり。

とにかく苦労しました。来週まで、この地方では雪が降る予報になっていないので、
重連運転の時も状況は変わらないと思います。

それで写真はというと


SL冬の湿原号 2014
≪釧網本線 美留和-川湯温泉≫ SL冬の湿原号 2014年運転初日


例年だと、摩周(弟子屈)より南が晴れていて、
北側が曇っているパターンが多かったのですが、今年は逆。

釧路湿原方面が薄曇で、美留和周辺は晴れいました。

でも、ちょっと風があったため、「あー、煙流れたー」って感じで、
煙が巻いて右と左に…急遽、構図を機関車を真ん中に修正。

煙にあわせて引き気味の横構図にしたところ、
標識と枝が目立ってしまった…中途半端感は否めないです。

初日はどこでもかなりの煙を吐いていたのはいいのだけど、
聞いたところ、どこもまっすぐには立ち上がらなかったようですね。


北海道のSL、機関車(DL補機)で押しすぎなんですよね…
私のいた場所でもこれだけの煙量なら、もっと立ち上がっていいはず。

でも補機に押されスピード上がりすぎているので、
C11 171号機の煙は不自然に流れちゃってます。


煙といえば、やはり来週の重連運転に期待ですかね!

残念ながら私は撮影に行けませんが。金曜からヨーロッパで撮影なので。
ヨーロッパからみなさんの力作、拝見します!


※下り(9383レ 川湯温泉⇒釧路)の動画は YouTube にアップしてあります。
「SL冬の湿原号」川湯温泉延長運転の動画はこちら!


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まだまだ現役! DE15 ラッセル車の現状 【JR西日本編】

機関車
01 /12 2014
ここ数年、安定して配置されているのがJR西日本DE15

西日本地域は、国鉄時代から車両を大事に
メンテナンスして使い続ける地域性があり、

また、車両を新たに作製して置き換えるほどの
出動回数もないこともあり、現在でも国鉄型の
除雪機関車が大切に使われ続けている。

DE15形式は北陸~山陰地域にかけて活躍しており、
その配置両数は4区所の計12両。

現在ではJR西日本のみの在籍となってしまった
DE15 0番台も現存している。

平成25年4月1日現在の配置は以下のとおり。


  富山地域鉄道部 富山運転センター:3両
  (DE15 6,1504,1541)

  福井地域鉄道部 福井運転センター:3両
  (DE15 1004,1518,1532)

  福知山電車区 豊岡支所:2両
  (DE15 1507,2525)

  後藤総合車両所:4両
  (DE15 2052,2519,2520,2558)


このほかに、JR西日本には除雪用機関車として

富山地方鉄道部 富山運転センターにDD15形式が5両
(DD15 11,13,14,15,31)とDD16形式が1両(DD16 304)、

そして、福井地方鉄道部 福井運転センターに
DD15形式が2両(DD15 10,39)配置されている。

DD15形式はこのJR西日本に在籍する7両が、
DD16 300番台に至ってはこの福井区の1両が、
現存する最後の車両となってしまった。

特に機関車を大切に使い続ける地域性ゆえ、
これからの末永い活躍に期待したい。



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ラストチャンス!DE15 ラッセル車の現状 【JR東日本編】

機関車
01 /10 2014
ラストチャンス!DE15 ラッセル車の現状 【JR東日本編】


近年、機械除雪への置換えが進み、急速にその数を減らしたのが
JR東日本DE15

現存するDE15長岡車両センター所属の
1537号機と1538号機のわずかに2両。

しかし、この2両のDE15信越本線(直江津-黒姫)用に
暫定的に残されているのにすぎないのである。


信越本線 DE15ラッセル車
≪信越本線 妙高高原-黒姫≫ 信越本線 DE15ラッセル車


ご存知のように信越本線は、北陸新幹線開業後、第3セクターへ移管されます。
そのため、JR東日本は信越本線用の機械除雪車を新製せず、移管までの間
DE15形式を使い続けているのである。

北陸新幹線の開業する2015年春にはこれらのDE15
活躍の場を失うこととなり、廃車になるものと思われる。

そうなると残された期間は今シーズンを含め、わずか2シーズン。

北海道より多くの除雪用機関車が配置されていたJR東日本から
これらの機関車が消えるのはもう間近なのである。


その信越本線DE15による排雪列車は不定期であるものの、
積雪時の運転頻度は比較的高いといえる。

けれども、ダイヤは何パターンかありその姿をとらえるのは難しい。

また、同じく長岡車両センターには信越本線特殊排雪列車用として、
DD14 327号機とDD14 332号機の2両のDD14も残されている。

これら2両もJR東日本においては現役最後のDD14ではあるが、
北陸新幹線開業後はDE15と運命を同じくするものと思われる。

いずれにせよ、JR東日本から除雪用機関車が消える日はもう間近なのである。



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間もなく終焉か? DE15 ラッセル車の現状 【北海道編】

機関車
01 /08 2014
間もなく終焉か? DE15 ラッセル車の現状 【北海道編】


1月に入り北海道各地、沿線の積雪も急に増えてきた。

そこで今回は、北海道でひたすらに鉄路を守り続ける
JR北海道DE15ラッセル車の現状をお伝えする。


宗谷本線 DE15ラッセル車とキハ54 500番台
≪宗谷本線 雄信内≫ 宗谷本線 DE15ラッセル車とキハ54 500番台


DE15形式による常排と呼ばれる原則、毎日運転の排雪列車
現在、北海道内で運転されているのは

  ・宗谷本線 旭川~名寄~南稚内
  ・石北本線 旭川~白滝~遠軽
  ・函館本線 苗穂~小樽築港~倶知安~長万部


の3線区。

このうち、石北本線 白滝~遠軽、函館本線 苗穂~小樽築港~小樽の
区間は原則回送で、積雪が多い時のみ作業を行う。

また、使用車両はいずれも旭川区のDE15で、宗谷本線単線型DE15
石北本線函館本線複線型DE15を基本としている。

このほかに冬期間は、旭川区のDE15が岩見沢に、そして
釧路区のDE15が帯広に常駐している。

これらのDE15は、不定期で特に積雪の多い時に
出動することとなっている。

岩見沢常駐車が、函館本線 岩見沢~滝川、室蘭本線・石勝線
岩見沢~追分~新得 などの区間を担当。

帯広常駐車は、根室本線 帯広~富良野 などの排雪を担当するが、
ほとんどが夜間の作業となるため、目にする機会は非常に少ない。


近年、除雪作業効率化のため、DE15形式による排雪列車は
モーターカーへの置き換えなどで必要最低限の抑えられているのが現状だ。

ここ10年でも留萌本線DE15による常排が、重連型の
モーターカーに置き換えられたり、札沼線石狩月形までの不定期の
DE15排雪列車が置き換えられたりしてきた。

DE15形式は一番新しい車両でも、すでにその車齢は30年を超えており、
DE15がモーターカーに完全に置き換えられる日はそう遠くないものと推測される。

JR東日本所属のDE15がそうであったように、JR北海道所属のDE15にも
確実にその日は訪れるのである。

DE15形式の末永い活躍を祈るばかりである。



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North Railway

在住地:北海道

ライフワークとして北海道の
 「鉄道の情景」
を撮影しています。

また、鉄道のみならず自然
風景や小京都など日本の風土
を幅広く撮影している。

海外における撮影も多く、
ヨーロッパの街並みや各地
の世界遺産の撮影も多数。

[YouTube 動画チャネル]
North Railway