九州へ転属? DD51 1147号機

機関車
09 /28 2012
石北本線 DD51 1147号機
函館本線 瀬戸瀬-遠軽 / Canon EOS5D MarkⅡ + Canon EF70-200mmF4L IS USM


東南アジアのローカル線での撮影中に、私のもとに

飛び込んできたDD51 1147号機転属のニュース。

まだ、正式資料で確認できていないので、

今のところ「噂」ということにしておきます。


DD51 1147号機といえば、日本を発つ直前、

石北本線で撮影したばかり。


そしてここ数年、広域移動が行われていることは、

すでにこの形式が末期に入っているといえるでしょう。

SL末期と同じ状態です。


ただ、今のところ、DF200以外にDD51後継機投入や

新形式開発の動きはなく、北海道以外のDD51は

このまま使い続けるのかどうかも気になります。


そのDD51 1147号機門司機関区に転属とのこと。

そして、山口線や山陰本線を走る通称「岡見貨物」は門司の担当。

これまで常に国鉄色DD51重連だった岡見貨物に

A更新DD51 1147号機の登板はあるのか。

大変気になるところです。


(写真:2012年9月8日 石北本線をゆくDD51 1147号機)


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定点撮影 千歳線 8771レ

旅列車を撮る!
09 /10 2012
千歳線 8771レ
千歳線 上野幌-西の里(信) / Canon EOS5D MarkⅡ + Canon EF200mmF2.8LⅡ USM


DD51の重連牽引で人気だった千歳線の石油輸送列車8771レ
2012年の春よりDF200の単機牽引となっています。

写真は、昨年2011年3月撮影のDD51重連の8771レ

この写真、よく見るとわかるのですが、前回に紹介した
正統派 急行『まりも』」と全く同じ場所です。

画面上部にある架線柱間の鉄製ポールを見ると、全く同じ
構図であることがわかります。

まりもの撮影は1990年、8771レの撮影は2011年。
この間、約20年。千歳線沿線は大きく変わりました。

撮影地も、20年前に撮影できた場所の多くが、木々の成長により
現在では撮ることはおろか、近づくことすらできない場所もあります。

写真でも、画面右側に大きな倉庫ができたり、線路際の地形が
変わったりしています。

このように、以前の写真と現在の写真を比べて見るのも面白く、
鉄道写真の楽しみの一つといえるでしょう。


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正統派 急行『まりも』

1990年代 北海道
09 /09 2012
DD51+14系客車 急行『まりも』
千歳線 上野幌-北広島 / Canon T90 + Canon New FD200mmF4


先日、急行 『まりも』 の復活運転が行われました。

とはいえ、すでに当時の編成を再現するのは難しく、時の流れを

感じずにはいられない復活運転となりました。

私は、上りの急行 『まりも』 が運転された7月22日に東南アジアより

帰国したため、今回の復活運転は撮影できませんでした。

そこで、以前に撮影した写真の中から急行 『まりも』 を探してみることに。


今回の写真は、1990年に千歳線上野幌-北広島間で撮影したもの。

左奥の直線区間が、今は西の里信号所となっている所です。

当時はまだ西の里信号所はありませんでした。

急行『まりも』 は早朝、札幌着だったため、千歳線内の撮影は夏季限定。

晴れれば逆光、曇れば写真のように露出がつらい列車でした。


そして列車は、DD51が北斗星色の青色塗装に大型ヘッドマーク、

寝台車にも金帯の24系が入るなど、急行『まりも』 としては晩年の姿。

この後、両数減などを経て、気動車特急化(おおぞら13、14号)されました。



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江差線 木古内-江差は廃線へ

江差線
09 /05 2012
先日、JR北海道江差線 木古内-江差間について、
北海道新幹線 新函館開業前に廃止する意向であることを
地元自治体へ伝えました。

沿線自治体の木古内町、上ノ国町、江差町は、JR北海道の方針に
理解を示しており、沿線道路も整備されていることから、
このまま廃止される可能性が大です。

JR北海道は、北海道新幹線が開業することによって、在来線が
第3セクター化され、この区間がJR北海道の路線として孤立することを
理由のひとつにあげています。

しかし、JR東日本大湊線の例もあるように、
このことは理由にならないと思っています。


JR北海道が発足してからの廃止路線は、国鉄から引き継いだ
廃止対象路線の長大4線(天北線、名寄本線、標津線、池北線)の他、
幌内線、函館本線上砂川支線、歌志内線、深名線があります。

少子高齢化が進んだ現在の日本において、ローカル線を維持していくことは
容易ではありません。

しかしながら江差線に限っていえば、JR北海道は企業でありながら
いわゆる”営業的な努力”が全く見当たりません。

むしろ、北海道新幹線開業や在来線の第3セクター化など、廃止するための
タイミングや口実を探していただけに思えてなりません。


「列車は走らせていますので、どうぞ乗ってください」的なスタンスでは
国鉄時代と何も変わらない。何のために国鉄を分割民営化したのか。

「江差線」という資源。

それを活用して収益を上げるも、またその資産を殺すも、その企業次第。

「北海道新幹線」という目先の利益にとらわれ、営業的努力という本質を見失う。

そのような体質の企業に、明るい未来はないでしょう。



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North Railway

在住地:北海道

ライフワークとして北海道の
 「鉄道の情景」
を撮影しています。

また、鉄道のみならず自然
風景や小京都など日本の風土
を幅広く撮影している。

海外における撮影も多く、
ヨーロッパの街並みや各地
の世界遺産の撮影も多数。

[YouTube 動画チャネル]
North Railway