鉄道写真 雪中撮影法 【三脚編】
雪中撮影法
積雪がある撮影地で三脚を使うには、いつもとはちょっとだけ違ったテクニックが必要です。
今回は、雪中での三脚使用法を紹介します。
雪中撮影に向いている三脚
【脚のストッパーは「ねじ込み式」が有利】
三脚には大きく分けて、脚の部分のストッパーが「レバー式」のものと
「ねじ込み式」のものがあります。
雪中撮影には「ねじ込み式」の方が向いています。
レバー式のものは、レバーが雪を噛んでしまって完全には閉まらなくことが良くあります。
また、レバー部分が凍ってしまって動かなくなることも頻繁です。
それに比べ「ねじ込み式」のものは隙間が少ないないため、
雪を噛むこともなく、雪中でもほぼ問題なく使用できます。
これから三脚を購入する方には「ねじ込み式」のものをおすすめします。

レバー式三脚(左)とねじ込み式三脚(右)
雪中での三脚使用法
雪中で三脚を使う際、まずは脚を置く場所の雪を踏み固めます。
これで固まれば、ある程度の重量のある三脚+カメラも使用することができます。
しかし、北海道の真冬の雪はパウダースノーなので踏んでも簡単には固まりません。
そうなると、固めるのはあきらめ、そのまま三脚を雪の中に突き刺します。
突き刺す際は、三本の脚を閉じてそのまま真直ぐ雪の中に突き刺します。
ある程度突き刺すとかなり安定しますので、重量級の超望遠レンズでもない限り
問題なく使用することができます。

ある程度の深さまで真っ直ぐにゆっくり突き刺します
脚を開いたまま突き刺すと、三脚に無理な力がかかり
場合によっては脚が曲がってしまうので要注意です。

安定感重視なら脚はあまり伸ばさない方が良いでしょう ≪宗谷本線 安牛≫
使用後の注意点
【脚はすべて伸ばして乾燥】
雪中で三脚を使うと、三脚の”脚”の部分に雪が入ってしまいます。
「ねじ込み式」のものも、隙間は少ないとはいえ、雪が中に入ってしまいます。
撮影後は家やホテルで三脚の脚をすべて伸ばして乾燥させます。
リモートコントローラー使用時の注意点
【寒さでコードが硬化する】
氷点下20度くらいになるとリモートコントローラーのコードが硬化します。
そのまま使うと折れてしまいそうなので、使用しない方がいいでしょう。
ブレ防止を目的としている時は、セルフタイマー2秒かリモコンを使って撮影します。
最近のカメラはWi-Fiを使ってスマホからリモート撮影もできる機種もあるので、
それらを活用するのもよいと思います。
それでは、北海道の雪の中で楽しい撮影を!
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今回は、雪中での三脚使用法を紹介します。
雪中撮影に向いている三脚
【脚のストッパーは「ねじ込み式」が有利】
三脚には大きく分けて、脚の部分のストッパーが「レバー式」のものと
「ねじ込み式」のものがあります。
雪中撮影には「ねじ込み式」の方が向いています。
レバー式のものは、レバーが雪を噛んでしまって完全には閉まらなくことが良くあります。
また、レバー部分が凍ってしまって動かなくなることも頻繁です。
それに比べ「ねじ込み式」のものは隙間が少ないないため、
雪を噛むこともなく、雪中でもほぼ問題なく使用できます。
これから三脚を購入する方には「ねじ込み式」のものをおすすめします。

レバー式三脚(左)とねじ込み式三脚(右)
雪中での三脚使用法
雪中で三脚を使う際、まずは脚を置く場所の雪を踏み固めます。
これで固まれば、ある程度の重量のある三脚+カメラも使用することができます。
しかし、北海道の真冬の雪はパウダースノーなので踏んでも簡単には固まりません。
そうなると、固めるのはあきらめ、そのまま三脚を雪の中に突き刺します。
突き刺す際は、三本の脚を閉じてそのまま真直ぐ雪の中に突き刺します。
ある程度突き刺すとかなり安定しますので、重量級の超望遠レンズでもない限り
問題なく使用することができます。

ある程度の深さまで真っ直ぐにゆっくり突き刺します
脚を開いたまま突き刺すと、三脚に無理な力がかかり
場合によっては脚が曲がってしまうので要注意です。

安定感重視なら脚はあまり伸ばさない方が良いでしょう ≪宗谷本線 安牛≫
使用後の注意点
【脚はすべて伸ばして乾燥】
雪中で三脚を使うと、三脚の”脚”の部分に雪が入ってしまいます。
「ねじ込み式」のものも、隙間は少ないとはいえ、雪が中に入ってしまいます。
撮影後は家やホテルで三脚の脚をすべて伸ばして乾燥させます。
リモートコントローラー使用時の注意点
【寒さでコードが硬化する】
氷点下20度くらいになるとリモートコントローラーのコードが硬化します。
そのまま使うと折れてしまいそうなので、使用しない方がいいでしょう。
ブレ防止を目的としている時は、セルフタイマー2秒かリモコンを使って撮影します。
最近のカメラはWi-Fiを使ってスマホからリモート撮影もできる機種もあるので、
それらを活用するのもよいと思います。
それでは、北海道の雪の中で楽しい撮影を!


