郵便荷物合造車 スユニ50 517

湧網線
10 /04 2013
スユニ50 517 (佐呂間町交通公園)
≪郵便荷物合造車 スユニ50 517≫
Canon EOS5D MarkⅡ+Canon EF24-105mmF4L IS USM



スユニ50といえば、まだ郵便・荷物輸送が行われていた国鉄末期

急行『利尻』急行『大雪』にぶら下がっていたのが思い出されます。

この車両だけは、青函連絡船で航送されて、遥々、隅田川からやってきたんだな、

と思っていました。


スユニ50は、国鉄末期に主に43系客車からの改造車として登場。

改造車を名乗るものの、車体は50系客車と同様の規格で新製。

台車類を43系客車から流用したものである。

電気暖房の2000番台蒸気暖房・寒冷地仕様の500番台があり、

その中でも、スユニ50 517は、北海道向け500番台のラストナンバー。


国鉄末期の郵便・荷物輸送廃止にともない余剰車となったものの、

比較的新しい車両であったことから、救援車代用として

JR北海道に引継がれたり、合造車という珍しさからか、

博物館に引き取られた車両もあり、解体を免れた車両が多かったのも

スユニ50 500番台の特徴でした。


写真は、湧網線廃線跡に整備された佐呂間町交通公園

保存されている郵便荷物合造車「スユニ50 517」


(北海道佐呂間町 交通公園)



にほんブログ村 鉄道ブログ 北海道の鉄道へ にほんブログ村 北海道鉄道ブログ ランキングへ

鉄道コム 鉄道コム ブログ ランキングへ

奇跡の機関車 DE10 1677

湧網線
10 /02 2013
DE10 1677 佐呂間町交通公園
≪佐呂間町交通公園 DE10 1677≫
Canon EOS5D MarkⅡ+Canon EF24-105mmF4L IS USM



湧網線の廃止から、すでに四半世紀。

佐呂間駅跡には佐呂間町交通公園が整備され、北海道各地で

活躍した車両たちが静かに余生を送っている。

その中でも注目すべき車両は、DE10 1677号機


博物館的な施設ではなく公園に展示されているディーゼル機関車は珍しく、

また、その中でもDE10形式の保存はほとんどないことから、

大変貴重な存在である。


少々残念なのは、上屋がないことから赤錆などの傷みが目立つことである。

今後、末永く大切に保存されることを願いたい。

その他の展示車両は、D51 565スユニ50 517ヨ8017

そしてこの DE10 1677号機 の計4両。

(北海道佐呂間町 交通公園)


※湧網線 中湧別-網走間 1987年(昭和62年)3月19日限り廃止



にほんブログ村 鉄道ブログ 北海道の鉄道へ にほんブログ村 北海道鉄道ブログ ランキングへ

鉄道コム 鉄道コム ブログ ランキングへ

North Railway

在住地:北海道

ライフワークとして北海道の
 「鉄道の情景」
を撮影しています。

また、鉄道のみならず自然
風景や小京都など日本の風土
を幅広く撮影している。

海外における撮影も多く、
ヨーロッパの街並みや各地
の世界遺産の撮影も多数。

[YouTube 動画チャネル]
North Railway