183系 新特急色デビュー
1980年代 北海道
183系 新特急色デビュー

≪函館本線 岩見沢駅≫ 間もなくデビュー! 新183系のキハ183 1507
鉄道車両でも復刻塗装なるものが流行りのこの頃。
JR北海道でも特急オホーツクと特急大雪に使用されている183系特急型気動車の一部車両が、デビュー当時の塗装に復刻されました。
今回、いわゆる「新特急色」と呼ばれるデビュー当時の塗装になったのは、先頭車のキハ183 8565とグリーン車のキロ182 504の2両。
もともと、183系特急型気動車は1981年(昭和56年10月1日ダイヤ改正)の石勝線開業にあわせて0番台がデビュー。当時の183系の塗色はクリームと赤のいわゆる国鉄色でした。
そして、国鉄末期の1986年(昭和61年11月1日ダイヤ改正)に、これまで北海道各地を走り続けてきた80系特急型気動車を置換えるべく、183系500番台がこの「新特急色」でデビュー。
今回、復刻塗装となった2両のうち、ハイデッカーグリーン車のキロ182 504は、この1986年に183系500番台として増備された車両で、「N183系」と呼ばれるグループ。
一方、先頭車のキハ183 8565は、JR化後に183系550番台のキハ183 1565として製造された車両で、「NN183系」と呼ばれるグループです。
さて、冒頭の写真ですが、これは1986年10月11日に岩見沢駅で撮影したもの。この日は11月からのデビューを前に、札幌-岩見沢間で新183系5両による試乗会が行われました。ヘッドマークは「特急おおぞら」のものを使用していますが、営業運転ではありません。
今となっては懐かしく思えるこの「新特急色」ですが、当時としてはとても新鮮で、またとても衝撃的だったことを覚えています。国鉄時代は車両に使用できる色が決まっており、特急車両は電車も気動車も原則、クリームと赤のツートンカラーだったからです。
その後、それまで国鉄色だった183系0番台も急速に、この「新特急色」に塗色変更が進むことになります。
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≪函館本線 岩見沢駅≫ 間もなくデビュー! 新183系のキハ183 1507
鉄道車両でも復刻塗装なるものが流行りのこの頃。
JR北海道でも特急オホーツクと特急大雪に使用されている183系特急型気動車の一部車両が、デビュー当時の塗装に復刻されました。
今回、いわゆる「新特急色」と呼ばれるデビュー当時の塗装になったのは、先頭車のキハ183 8565とグリーン車のキロ182 504の2両。
もともと、183系特急型気動車は1981年(昭和56年10月1日ダイヤ改正)の石勝線開業にあわせて0番台がデビュー。当時の183系の塗色はクリームと赤のいわゆる国鉄色でした。
そして、国鉄末期の1986年(昭和61年11月1日ダイヤ改正)に、これまで北海道各地を走り続けてきた80系特急型気動車を置換えるべく、183系500番台がこの「新特急色」でデビュー。
今回、復刻塗装となった2両のうち、ハイデッカーグリーン車のキロ182 504は、この1986年に183系500番台として増備された車両で、「N183系」と呼ばれるグループ。
一方、先頭車のキハ183 8565は、JR化後に183系550番台のキハ183 1565として製造された車両で、「NN183系」と呼ばれるグループです。
さて、冒頭の写真ですが、これは1986年10月11日に岩見沢駅で撮影したもの。この日は11月からのデビューを前に、札幌-岩見沢間で新183系5両による試乗会が行われました。ヘッドマークは「特急おおぞら」のものを使用していますが、営業運転ではありません。
今となっては懐かしく思えるこの「新特急色」ですが、当時としてはとても新鮮で、またとても衝撃的だったことを覚えています。国鉄時代は車両に使用できる色が決まっており、特急車両は電車も気動車も原則、クリームと赤のツートンカラーだったからです。
その後、それまで国鉄色だった183系0番台も急速に、この「新特急色」に塗色変更が進むことになります。


